老人ホームで提供される食事形態について
こんにちは、ハピネス老人ホーム紹介センター相談員の船木です。
老人ホームに入居される方にとって、一番の楽しみといっても過言ではないのが「ホームでのお食事」です。
ホームページやパンフレット等を見ていると、見栄えの良い美味しそうなメニューがずらりと並んでいます。
日々のお食事から、イベントなどでの特別食など、食欲をそそられるメニューを提供されている施設がたくさんあります。
毎日のお食事をおいしく食べられると、日々の生活が充実してきますので、施設選びにとって「食事」は重要な要素の一つといえます。
ただここで注意していただきたいのが、ホームページやパンフレットに掲載されている写真の多くが、常食といわれる嚥下に問題がない方用のお食事メニューだということです。
入居された当初は、かむ力や飲み込む力に問題がなくても、時間が経つにつれて、かむ力や飲み込む力が衰えていってしまうこともあります。
多くの施設が、きざみ食やソフト食、ミキサー食といった介護食に対応されていますが、お料理の写真や説明が掲載されておらず、常食の方と別のメニューであったり、メニューのバリエーションが少なかったりする場合もあります。
介護食にまでこだわっている施設では、常食の方と同じメニューを食べやすい形態にアレンジし、綺麗に盛り付けて提供してくれる施設もあります。
施設を選ぶ際は、是非とも常食だけでなく、介護食まで見ていただけたらと思います。
最後に、代表的な介護食を紹介させていただきます。
- きざみ食
料理を細かくきざんだお食事です。かむ力が衰えてしまった方に提供されます。
- ソフト食(やわらか食、軟菜食)
やわらかく煮込んだり、食材をミキサーにかけペースト状にしたあとに、ゼラチンなどで固めたお食事です。歯茎や舌でつぶせるようなやわらかさで、かむ力も飲み込む力も衰えてしまった方でも召し上がれます。
- ミキサー食
食材をミキサーにかけてペースト状にしたお食事です。かむことも飲み込むことも困難な方に提供されます。
お食事は、美味しいだけでなく、安全に召し上がれることも大切です。
美味しく・安心してお食事を食べられることも、老人ホームに入居されるメリットの一つなのではないでしょうか。
今回は、「老人ホームでのお食事」にピックアップしてご紹介いたしましたが、他にも施設を選ぶ際の様々なポイントがあります。
・どんな施設を選んだら良いのか分からない。
・施設を選ぶ際、どのようなポイントに気を付ければ良いのか分からない。
そんなお悩みをお持ちの方は、是非とも「横浜市ハピネス老人ホーム・介護施設紹介センター」までご相談ください。