皆様こんにちは
ハピネス老人ホーム紹介センター 相談員の原口と申します。
今日は、介護施設における「生活リハビリ」についてお話したいと思います。
「リハビリ」というと、理学療法士や機能訓練士など、専門的な職員による、身体機能回復のためのトレーニングを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか
介護施設で受けられるリハビリは、大きく分けると4つあります。
- 介護保険の範囲で受ける個別リハビリ
- リハビリに特化したデイサービスに通う
- 医療保険を適用したマッサージリハビリ
- 自費での個別リハビリ
上記は全て「リハビリの時間」に行う専門的なリハビリです。
最近では、それ以外に「生活リハビリ」に力を入れている施設が増えています。
それでは、生活リハビリというのはどのようなリハビリでしょうか。
例えば、病院にて歩行のリハビリをされている方で、あともう少し継続すれば歩けるレベルまで回復する、というようなお身体の状態の方は、短期間で集中的にリハビリを受けられる、老人保健施設でリハビリをされる事が最も効果が期待できる場合もあります。
一方で、寝たきりに近い状態の方は、まずは「座位を保つ」「ベッドから車椅子への乗り換えを出来るようにする」といった基本的な動作のリハビリを行うため、有料老人ホームなどの介護施設で、「生活リハビリ」から行っていく事が好ましい方もいらっしゃいます。
「生活リハビリ」というのは、日常的な動作を、ご自身の機能を維持するために、ご自身で行うリハビリです。
車椅子からベッドへの乗り換えや、お部屋から食堂までのご移動など、どれだけ時間がかかっても、施設職員の見守りの元、ご自身で行って頂く取り組みの事を指します。
こちらに関しては、もちろん費用等発生せずに、日常生活の中で取り組んで頂けます。
こういった日ごろの取り組みこそが、現状の機能を維持することは勿論、ご本人様の可動域を広げ、前向きにご生活頂くことに繋がります。
一言にリハビリと言っても、様々な種類があり、どのようなリハビリを受けることがご本人様にとって最適であるかは、人それぞれです。
そういった部分も含めて、私達ハピネスがご相談に乗らせて頂きます。
リハビリにご興味をお持ちの方は、是非お気軽にご相談下さいませ。