皆さんこんにちは!
ハピネス老人ホーム介護施設紹介センター相談員の安中です。
今回のお役立ち情報は、「ユマニチュード」についてお話させていただきます。
介護における考え方やケアの技法はさまざまです。
今回は、認知症の方に有効とされるケア「ユマニチュード」について
介護職の方はもちろん、介護をおこなっている方もぜひ参考にしてみてください。
ユマニチュードとは、人としての尊厳を大切にする介護ケアメソッド。
フランスの体育学の専門家であるイヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティにより考案されたそうです。
ユマニチュードは介護を必要とするすべての人へ向けたケアですが、
とくに認知症の診断を持つ方に有効とされています。
「見る」「話す」「触れる」「立つ」をケアの柱としています。
これら4つは、ケアを受けている人に対して「あなたは私にとって大切な存在です」と伝えるための行動です。
どれか1つだけでは成り立たず、
それぞれを組み合わせることで初めて効果が最大限に発揮されるということ。
認知症の介護にユマニチュードが導入することで、
介護する人の介護負担も大きく軽減されます。
認知症の人はケアを受け入れないことが多いため、介護をする人がそのことで悩み、
認知症の診断をお持ちの方と格闘をするかのようなケアを行う場面も少なくはありません。
ユマニチュードを取り入れることで、認知症の人は穏やかになることがあります。
ユマニチュードを取り入れたことによっての結果としては、
いままでのケアよりも介護時間がはるかに短縮され、
介護をする人が受けるストレスも大幅に減らすことができると言われております。
また、介護を始めた当初はやる気を高く持っていたのに、認知症の介護の大変さを目の当たりにして「バーンアウト」といわれている燃え尽き症候群を起こす人もいるみたいです。
ユマニチュードであれば、ケアをする側の負担も減らせるので、
燃え尽き症候群などの症状を避けることもできます。
ご興味ある方は調べてみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ハピネス老人ホーム介護施設紹介センター 相談員 安中