みなさんこんにちは!
ハピネス老人ホーム・介護施設紹介センターの木村です。
今回はご高齢者のうつ病とはと言うテーマでお届けしたいと思います。
認知症との見分け方もお伝えいたしますのでよろしくお願いします。
「老人性うつ病」と呼ばれる老年期のうつ病は、典型的なうつ病と症状が異なる場合があります。
ご高齢者の方のうつ病の特徴とは?
・「症状がそろっていないうつ病」の頻度が高く、見逃されやすい。
・悲哀の訴えが少なく、気分の落ち込みやうつ思考が目立たない。
・意欲や集中力の低下、認知機能の低下がみられることが多い。
・身体的な不調(疲労感、めまい、不眠、食欲低下、痛みなど)を訴える場合が多い。
・不安症状があり、その背後にあるうつ病を見落としやすい。
・器質的な原因のうつ病や薬剤に起因するうつ病が若年者より多い。
・「血管性うつ病」の場合があり、脳血管性障害の患者はうつ病の可能性が高い。
ご高齢者のうつ病の原因とは?
・近親者やペットとの死別
・退職など社会的役割の低下
・施設への入所や子どもとの同居に伴う転居
・ご自身や身近な方の病気
・子どもの独立や離婚
・ご家族や友人とのいさかい
・ご家族の介護
・健康状態の低下
・経済的な問題 など
さらに、服用しているお薬が抑うつを引き起こしている可能性なども考えられるため
ご高齢者のうつ病の症状は、「歳のせいかな」と見逃してしまうことが少なくありません。
また、介護をしているご家族もうつ病になりやすいため注意が必要です。
周囲の方が「今までと様子が違う」と気づいたら、早めに医療機関を受診するよう勧めてください。
もし、うつ病に対する誤解や偏見がある場合は、「誰でもかかる可能性のある病気」で
あることを伝えるようにしましょう!
最後までお読み頂きありがとうございます。
ハピネス老人ホーム・介護施設紹介センター 木村