老人ホームで行うレクリエーションについて
・どうして老人ホームでレクリエーションを行うのか?
ご高齢者の身体機能の衰え防止、体力維持、向上のため
誰でも高齢になると身体機能が衰えていきます。
これは、老化現象のため完全に防ぐことは困難です。
しかし、筋力を鍛えることで老化の速度を抑え、一度衰えた身体機能でも改善できる可能性
があります。
体操などのレクリエーションで体を動かすことで筋力を高めることができ、
老化現象による身体機能の低下防止や改善などが期待できます。
- 脳の活性化のため
年を重ねるごとに、脳にも老化現象が現れ、物忘れがひどくなり、
認知症になるケースも少なくありません。
しかし、脳も筋力と同じで、使うことで機能の低下を防止、認知症予防、病状の進行を遅らせたり、
改善させることが期待できます。
- 生きがいを見つけられる
介護を受けるご高齢者の中には、自分の心身に衰えを感じ、この先への不安を持っている方も
少なくありません。
そんな方々は、レクリエーションによって自分ができることの再発見や確認、
老人ホームのレクリエーションを通じての機能回復などを実感することで、
自分もまだまだできる!と自信を持つことができます。
また、集団でのレクリエーションでは、いろいろな人とのコミュニケーションを取ることもでき、
日々の暮らしで刺激を受けることで生きがいを発見することができます。
老人ホームの介護士の方々は無理強いはしません。その代わり、ご高齢者が参加したい!
と思えるようなレクリエーションを考え、行っております。
介護を受ける高齢者の方々の体の状態は様々です。
介護士の方々がきちんと判断をして一人一人のレベルに合ったレクリエーションを行っております。