ここでは、不動産売却について詳しくご紹介いたします。 制度や仕組みを正しく理解し、利用できる知識を身につけましょう。
新しい不動産売却のモデル ~リバースモーゲージ~
高齢化の歯止めがかからず、年金などの社会保障や定年後の雇用などにも期待が薄いなかで、今注目されているのが医療費や生活費、そして介護施設への入居の費用など、老後の資金を調達するリバースモーゲージという新しい制度です。
このリバースモーゲージという制度は、持ち家を担保に銀行や自治体などから融資をしてもらうというもので、持ち家の所持者が亡くなった際に自宅を売却して老後の資金を返済する仕組みのことで、1960年代にアメリカで普及しました。
融資のパターン
リバースモーゲージの融資には大きく分けて3つのパターンがあります。
- 年金型
- 年金のように毎年定額のお金を受け取ることができるものです。年金だけでは心許ないけれども、自宅で日々の生活を送り続けたいと考えている方におすすめです。
- 一括融資型
- 融資の範囲内で、まとまった金額を一括で受け取ることができるものです。老人ホームへの入居など、まとまったお金が必要になる場合などに有効です。
- 随時融資型
- 自分のタイミングで自由に融資を受けることができるものです。おじいちゃん、おばあちゃんの人生に合わせてさまざまなケースで有効です。
以上、自身の人生プランに合わせて最適な方式を選択することが好ましいでしょう。 かつては、老人ホームへの入居にあたって高額な入居金をお支払いするため、自宅を売却するケースがよく見られましたが、このリバースモーゲージのモデルは自宅で生活しながらも資金を融資してもらうことができるので、今とても注目されているモデルです。
リバースモーゲージを受けるには
リバースモーゲージは多くの場合で銀行や自治体がメインで行っています。 リバースモーゲージはとても複雑な制度で、お金の話が色濃く絡んできますので、利用を検討する場合は専門家に相談することを強くおすすめいたします。「横浜市ハピネス老人ホーム・介護施設紹介センター」もリバースモーゲージのご相談を受け付けていますので、老後のことで迷った際にはお気軽にご相談ください。