みなさまこんにちは。
ハピネス老人ホーム紹介センターの鈴木です。
ここ数日で急に寒くなってきましたね。
寒くなるとゆっくりお風呂に浸かって身体も気分もリフレッシュしたいですよね！
そんなお風呂の入浴にも危険が潜んでいること、みなさまはご存じでしょうか？
今回のお役立ち情報は冬のお風呂についてお届けいたします。
冬のお風呂はご高齢者の方にとって事故が多い場面となります。
事故が多い理由は血圧の急激な変化で起きることがあると言われています。
入浴前の平常の血圧から冷えた脱衣所で衣類を脱ぐことで身体が寒いと感じて体温を上昇させて血管を収縮して血圧が上昇します。
上昇した状態で冷えた状態の浴室に入りさらに血圧が上昇します。
身体が洗い終わりお風呂に浸かることで一気に体温が上昇して血管が広がって急降下します。
この血管が短時間に変化があると身体もそれに適応する必要があるため疲れを感じやすくなり、ふらつきや頭がぼーっとする状態になります。
工夫で急な血圧の変化を防止して安全に気持ちよくご入浴できるようにしましょう！
- ご入浴前には飲酒、医薬品の服薬、お食事は避けましょう
飲酒での酔いや服薬での副作用で身体状況の悪化を防ぎます。
お食事について食後は血圧が上昇しやすいのでお食事から時間を空けてご入浴が好ましいです。
- ご入居の前に同居人に声をかけましょう
同居人に事前に声を掛けておくことでご入浴の時間がいつもよりも長い場合や、大きな音がした際に助けを呼べます。
- 入浴の前に脱衣所や洗い場を温めておきましょう
服を着替える脱衣所や体を洗う洗い場は床も冷えやすいです。
ここで身体を冷やすことでよりお風呂の温度との差が大きくなってしまい身体に負担がかかってしまいます。
その為ヒーターを付けたり、ラグを引くなど足から冷えることを防止できます。
- ご入浴の準備に注意しましょう
湯船のお湯を入れる際にお湯の温度を低くすると湯冷めの原因になり、高温になると血圧の急激な変化の原因になります。負荷がかかりにくいとされているのは41度以下と言われております。
- 入浴中に激しい動きをしないようにしましょう
浴槽に入る際や姿勢を変える時に急に身体を動かすと身体がびっくりしてしまい、貧血のような立ち眩みや意識を失ってしまうことがございますのでゆっくりと動くことが良いとされています。
注意するポイントはたくさんございますが安全に入浴して一緒に寒い冬を乗り切りましょう！！
以上、お役立ち情報でした。
次回もお楽しみに。
ハピネス老人ホーム紹介センター 鈴木
