皆さんこんにちは!
ハピネス老人ホーム紹介センターの岡本 素直です!
今月のお役立ち情報のテーマは、「食中毒・第1弾」です。

夏も本番になり、食品の保管方法や菌の繁殖予防に一層の注意が必要になります。
そのため今回は、日常生活に潜む「食中毒」のリスクを少しでも減らせるように、
それぞれの食中毒に関する原因・特徴・対処法をまとめましたので是非ご覧ください!
まず初めに、忙しい方向けに食中毒予防の3大原則をお伝えします!
食中毒予防の3大原則は、清潔・迅速・加熱です!
1つ目の清潔とは、食品をはじめ細菌が体内に入らないようにすることです。食品はもちろんのこと、調理器具や食器に細菌が付着してしまうだけでも食中毒のリスクがあるので、こまめな清掃や調理器具の煮沸消毒が有効です!
2つ目の迅速とは、文字の通り時間をかけないことです。食中毒の原因となる細菌は、細菌が食品に付着してから時間経過が進むにつれ、どんどん数が増えていってしまいます。そのため、食品は早め早めの消費を心掛けましょう!

3つ目の加熱とは、熱を加えて細菌を死滅させることです。
この方法が一番メジャーな食中毒リスクを減らす方法です!ただ、注意が必要な点は細菌が死滅するまでの時間をしっかりと把握しなければならない点です!
そのため今回は、加熱によって食中毒リスクを大幅に下げることのできる食中毒細菌代表的なものを3種類ほどまとめました!
1つ目は、O157(オーイチゴウナナ)です。

この食中毒には、激しい腹痛や下痢・血便などが挙げられます。
この細菌は、主に家畜の腸管内に生息している細菌です。
食中毒になる原因として、生焼けのお肉や汚染された水などによる細菌の経口摂取が主な原因となります。
予防方法は、75℃以上で1分以上加熱することです!

2つ目は、カンピロバクターです。
この食中毒は、鶏肉が関係した食品や未消毒の井戸水などが原因として挙げられます。
この細菌の特徴には、少量でも食中毒のリスクがとても高いというものがあります。
主な症状には、腹痛・下痢・血便・発熱・頭痛などがあげられます。
また、幼児や高齢者など体の抵抗力が低い方が食中毒を起こした際に重症化のリスクがあります。重症化の際の症状は、身体にまひが出ることや呼吸困難を起こしてしまうものが挙げられ、名前をギランバレー症候群といいます。
そんなカンピロバクターへの予防法は、O157と同様に75℃以上で1分以上の加熱をすることです!

3つ目は、腸炎ビブリオです!
この細菌は、魚介類に潜んでいる細菌です。主な感染原因は、魚の刺身の摂取による感染です。主な症状には、腹痛・下痢・吐き気・嘔吐・発熱などがあげられます。
重症化の際には、発熱やショック症状が出ることもあるので気を付けなければなりません。
この食中毒に関する予防方法も上記2つと同様に75℃以上で1分以上の加熱を必要とします!
今回は、夏本番で気を付けなければならない「食中毒」の第一弾でした!
次回は、熱に強い細菌や二枚貝など特殊な食中毒についてお役立ち情報をお伝えします!
今年は特に暑い日が続いているので、体力をつけるためにも「食中毒」に関する適切な調理を通して、食事を楽しみ 強い体を一緒に作っていきましょう!
出典 『いらすとや』 https://www.irasutoya.com/2014/11/blog-post_655.html
ハピネス老人ホーム紹介センター 岡本素直