みなさまこんにちは。
ハピネス老人ホーム紹介センターの鈴木でございます。
今回は褥瘡(床ずれ)についてお届けします。
高齢になると褥瘡ができやすいと話にあがることはありますか?
そもそもなぜ褥瘡が出来てしまうのでしょうか?
褥瘡になる原因は様々ですが、栄養不足や同じ姿勢が続いている事、衣類や布団の摩擦で皮膚が発赤して悪化すると言われています。
また塩分の摂り過ぎなどにより、水分が下肢に溜まりやすく足が浮腫み、皮膚が張った状況で衣類や布団がすれてしまう為、悪化しやすくなります。
褥瘡になりやすい部分として、
・腰の部分の仙骨部
・かかと
・肩甲骨
が挙げられます。
褥瘡に対しては、以下のケア方法があります。
① 栄養が取れたお食事を摂ること。
栄養の整ったお食事を摂ることによって、新しい皮膚づくりを活性化させる働きがあります。
② 褥瘡の炎症部を清潔に保つこと。
炎症部をそのままにしておくと、その部位から細菌が侵入して悪化や発熱などに繋がります。
③ 同じ姿勢ではなく、定期的に体位を変更する。
数時間おきに姿勢を変更する事(体位変換)によって、体重で圧迫される時間を短くする効果があります。
④ クッション性のある素材のベッド(エアマット)を利用する。
クッション性のある素材を使うことにより、身体にかかる負荷の軽減、体位変換を空気圧の操作で代用が可能になります。
以上が挙げられます。
現状、褥瘡がある方もそうでない方も老人ホームへのご案内をしております。
褥瘡の状況に応じては、ホスピス型の介護施設も該当しますので、お気軽にご相談下さい。
以上、ハピネス老人ホーム紹介センターの鈴木でした。
また、次回のお役立ち情報もお楽しみに。