こんにちは!ハピネス老人ホーム紹介センターの飯嶋です!
今回は甲状腺機能異常症と老人ホームの対応について書かせて頂ければと思います!
最後までお付き合いいただけると幸いです。

甲状腺機能異常症は、甲状腺ホルモンの量が乱れることで心身にさまざまな不調を引き起こす疾患で、高齢者では加齢による変化と区別がつきにくく見逃されがちです。
亢進症では動悸や体重減少、低下症では倦怠感やむくみが目立ちますが、老人ホームでは日常の体調変化を本人が訴えにくいこともあり、スタッフが「なんとなく元気がない」と感じる程度で終わってしまうこともあります。

原因の多くは自己免疫疾患で、診断には血液検査が欠かせませんが、通院が難しい入居者にとって外来受診は大きな負担です。そこで役立つのが訪問診療で、自宅や介護施設に医師が伺い、ホルモン薬の処方や服薬管理、訪問採血による数値チェックまで一貫して行えます。

老人ホームでは訪問診療を導入することで、入居者が環境を変えずに治療を続けられ、職員も安心して日々の健康管理に取り組めます。早期発見と継続的な治療が何より大切な疾患だからこそ、介護施設と医師が連携し、入居者の小さな変化を丁寧に支える体制づくりが重要です。


いかがでしょうか。
少しでも老人ホームにおける甲状腺機能異常症の対応についてお分かりいただけたでしょうか。
イメージがついたのであれば幸いです。
引き続き介護施設にまつわるお役立ち情報を発信いたしますのでご一読いただけますと幸いです。
ハピネス老人ホーム紹介センター飯嶋