虚血性心疾患について

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虚血性心疾患について

こんにちは!ハピネス老人ホーム紹介センターの岡本です。

今月のお役立ち情報です!今月のテーマは、『虚血性心疾患』です。

はじめに、虚血性心疾患とは何なのかについて簡単に紹介します。

虚血性心疾患とは、心臓に栄養や酸素を送る働きをしている冠状動脈といわれる血管が狭くなったり、閉鎖してしまった場合に起こる疾患です。

虚血性心疾患と聞いても、あまり聞きなじみがないと思います。

虚血性心疾患の中でもよく耳にするのが、狭心症と心筋梗塞です。

この2つの違いは、血管の狭まり方です。

狭心症は、冠状動脈が狭まる(狭窄)することで、心筋が酸欠状態になってしまう病気です。主な症状は、胸痛が数秒~15分ほど続きます。

心筋梗塞は、冠状動脈が詰まる(閉塞)してしまうことで起こる病気です。

主な症状は、狭心症と同じく胸痛ですが、20分以上激しい痛みが続くこともあります。

虚血性心疾患の主な2つの病気にも共通してみられる症状があります。

突然の意識消失・胸部の圧迫感・心拍数の上昇・肩やの痛み・嘔吐・上腹部の灼熱感などです。

つぎに、発作が起きてしまった場合や何かいつもと違うなと感じた際の対処法についてご紹介します。

狭心症の発作が出た・兆候がある場合

・楽な姿勢で安静にする。

・ニトログリセリン(冠状動脈拡張剤)を舌下または、スプレーワンプッシュする。

※安静にしても落ち着かない場合や、ニトログリセリンの使用でも改善がない場合は、心筋梗塞の可能性があるため救急車を呼びましょう。

 

心筋梗塞の発作・症状が出た場合

・すぐに救急車を呼んでください。

※心筋梗塞の際は、絶対に安静にしなければならないので、もし歩ける状態であっても絶対に歩かせてはいけません。

これらの対処法を予め頭に入れておくことで、有事の際に落ち着いて対処することができると思います。これからも1月ごとにお役立ち情報を発信していくので、是非読んでみてください。

ハピネス老人ホーム紹介センターの岡本でした!

引用文献『いらすとや』かわいいフリー素材集 いらすとや 2025/9/1

『介護の医学知識』大瀧 厚子 著 p140-141

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