今回のお役立ち情報は、
ハピネス老人ホーム紹介センター相談員の安中がご紹介させていただきます。
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)とは、いったいどの様な病気なのか。
分かりやすく説明出来たらいいなと思います。
誤嚥性肺炎は、高齢者に多い病気のひとつと言われています。
食べ物、飲み物、唾液などを飲み込むことを嚥下(えんげ)といいます。
嚥下すると口から食道を通って胃に入っていきます。
しかし、嚥下機能が低下すると食べ物などが口から気管に入ってしまいます。
これが誤嚥(ごえん)です。
気管と肺は繋がっているので、
誤嚥したものが気管に入ってしまうと細菌が肺に入ってしまいます。
そして、肺に炎症が起こり、『誤嚥性肺炎』を発症します。
右と左の気管支を比べてみると・・・
右の気管支は 太い 短い 角度があまりない
左の気管支は 細い 長い 心臓があるため角度が急
よって、右の気管支の方が菌は入りやすい
誤嚥性肺炎は左の肺に比べて、右の肺に多いのです。
主な一般症状は、発熱 せき 濃い色の痰が挙げられます。
高齢者だとこれらの症状が現れにくく、
「普段より元気がない」 「ぼんやりする」 「食欲がない」などといった症状だけが現れることもあるみたいです。
治療法としては薬物療法が主体ですが、
歯磨きをはじめとした口腔ケアなども薬物療法以外の治療のひとつ。
そして日頃からのケアが重要になります。
早期発見早期治療も大切ですが、
予防が一番大切だと思うので、予防法を紹介します。
嚥下機能の低下や細菌が増加するのを防ぐため、一番重要なことは『禁煙』です。
そして、食事の前に嚥下に関わる首や肩などの簡単なストレッチをするのも有効です。
また、誤嚥のリスクが高い人は、食事のとき十分に上体を起こし、
ゆっくりと咀嚼、嚥下するように注意しましょう。
嚥下機能の低下の程度を考慮して食事の摂り方を工夫することも大切です
食べ物を細かく刻んだり水分にとろみをつけたりすることが有効な場合もあります。
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いつでもご連絡お待ちしております。
ハピネス老人ホーム紹介センター相談員 安中