
みなさまこんにちは。
今回のお役立ち情報は誤嚥性肺炎についてお届けいたします。
そもそも誤嚥性肺炎とは…
食べ物や水分を口から摂取した際に気管に間違えて入ってしまい呼吸をする管が詰まってしまうことを言います。
高齢者や幼児が誤嚥した際にせき込みだけでは気管に詰まった食べ物を吐き出すことが難しく、背中を軽く叩くことや、医療機関等であれば吸引をする機会を使用します。
その誤嚥は自身で分泌する唾液やたんで起きることも多くあり、唾液の量が少ない状況で細菌が口腔内に長い間常駐している状況で機能が低下していると細菌が常駐している唾液やたんが気管を通り肺に入り菌が繁殖して肺炎に繋がります。
誤嚥性肺炎を発症すると全身の倦怠感や熱発があり体力も低下していきます。
免疫力も低くなっている状況の為他の季節性の風邪(インフルエンザやノロウイルス等)にも感染しやすくなります。
逆もしかりで季節性の風邪に罹った後に体力低下と誤嚥性肺炎になる方もいらっしゃいます。
まずは基礎体力を維持することが重要とされており、誤嚥性肺炎をしにくくする方法をみなさまに共有が出来ればと思います。
- 口腔内を清潔に保つ。
お食事後や就寝前に口腔を歯ブラシやシートで磨きます。
- こまめな水分補給。
身体の水分が不足している時は唾液量が減少して口腔内に細菌が増殖しやすくなります。
一度に大量に水分摂取するのではなく、少量でもこまめに飲むことで清潔が保ちやすいを言われています。
- 誤嚥しにくいものを摂取する。
液体で誤嚥しやすいものはさらさらしているもの、ぬるい温度の物と言われています。理由としては、飲み込む時に起きる気管に蓋をする弁の動き(嚥下反射)が鈍磨に誤嚥しやすくなります。
予防策としてはとろみのついたものや冷えた飲み物を摂取することが良いとされています。
- 唾液の分泌を促す。
耳の下から頬骨にかけて、頬骨、顎の先をほぐすマッサージをすると唾液が出やすい耳下腺、顎下腺、舌下腺が刺激されます。
- お食事前に口の体操をする。
お食事前に口の開閉運動や舌を左右に動かす運動、歌を歌う等刺激を与えることで体もお食事を食べる支度が出来、誤嚥を防止できるそうです。
口腔体操やこまめな水分摂取の促し等有料老人ホームでは対応をしております。
往診(老人ホームに担当医が来てくれるシステム)で歯科が入っている介護施設や、ST(言語聴覚士)が居て健康でお食事をお口が出来るだけ召し上がっていただけるサポート体制がある介護施設さんもございます。
老人ホームをお探しの際はそのようなサービスの部分までご面談やご見学を通してお伝えをさせてしておりますのでお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のお役立ち情報もお楽しみに!